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照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

ポルトガル12日目ーシントラからロカ岬へ

1/2は、土曜日。オビドスへ行こうかとバスの時刻表を調べれば、土日祝日は、午前中の便がなく、午後2時頃からの便が一番早い。あまりの不便さに、結局、オビドスは止めにして、急遽、ロカ岬へ行くことにする。

せっかくなので、シントラ、カスカイスを周遊する券にして、ロシオ駅から乗車しようと、メトロで向かった。これは、電車とバスに、シントラの観光スポットを巡るバスに、自由に乗り降りできる券も含まれたBilhete Train & Busという15ユーロのお得な券だ。

シントラはパスするつもりであったが、このバスで観光スポットをグルッと回るだけでも、雰囲気が分かっていいかと決めた。

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ケーブルカー グロリア線

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サン・べドロ・デ、アルカンタラ展望台より

メトロのレスタウラドーレスで下車して、ロシオ駅に向かって歩き始めたら、ケーブルカーが下りてくるのに気づいた。丁度良いと、早速このグロリア線に乗車する。ついでに、その上の公園のようなところへ行けば、サン・ジョルジュ城やテージョ川まで、パノラマのような景色が広がっている。後で調べれば、サン・べドロ・デ、アルカンタラ展望台であった。

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下りのケーブルカー

また、同じケーブルカーで下へ降りる。メトロの1日券6ユーロ也が、俄然活躍する。車内で券を買うと、往復券のみで3、6ユーロ也、1日券を利用した方が断然お得だ。

良い景色に気分も高まり、ロシオ駅の窓口まで行くと、すごい行列だ。寄り道している場合ではなかったと、少し後悔する。シントラだけなら、券売機が早いが、周遊券は、窓口のみだ。だが、人数の割にはグループが多く、まとめ買いするので、並ぶこと10分足らずで購入できた。

10時01分に乗車、私は、幸い席も確保できた。この電車が、超満員で、シントラ到着まで約40分、立ちっぱなしの人も多かった。駅に着いてから改札口を抜けるのがまた、すごい時間がかかる。そのままほとんどの人が、周遊する434番のバスに乗るので、また行列だ。丁度、通勤時に、電車が止まって、振り替えバスに並ぶ時を彷彿とさせる。私は3台目のバスに乗れた。シントラ行の電車は、ほぼ全員が観光客なので、絶対に先頭の車両に乗るのがお勧めだ。

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山の上のペーナ宮殿

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木立の向こうは王宮 

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坂道沿いの家

この状態は、そのまま各観光スポットで、入場券を買う際にも続く。シントラは、周遊バスから眺めるだけにして素通り予定の私も、観光スポットで1度は下りてみた。だがあまりの行列にうんざりして、取りやめた。第一、バスを下りてからも、宮殿や城壁へは、それぞれ山の上まで更に歩くのがわかって、更に興味が薄れた。

結局、まだ停車中だった同じバスで、駅まで帰ってきた。そして、434番と同じバス停で、403番のバスを待とうと並んだ途端、バスが来た。運が良かったと乗車する。乗車したのは数人と、こちらはガラガラだ。

路線バスは、各停留所で客を乗せて進む。土曜日は、市が立つ日なのか、電車からもバスからもところどころで見かけた。バスを下りて、果物のひとつも買って見たい気がするが、そんな時間はない。何しろ1時間に1本のバスだ。

ロカ岬を経由してカスカイスへ行く路線バスも、カーブが多い山道を進んで行く。バス2台がすれ違う時は、片方がバックしたりと大変だ。やがて目の前が広けてくると、大西洋が見える。約40分で到着。
続く