照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

時間が無いを言い訳にしないー時間は作るもの

先日のラジオでは、ゲストの方が、ウォーキングの効用を説いていた。そして、良いと解っていても、時間がないからと皆さんなかなかやろうとしませんが、時間は作らなければできませんという箇所で大きく肯いた。

1日は、24時間誰にもに等しく与えられている。その中で、どう時間のやり繰りをしてゆくかだ。細切れ時間でも、使い方によっては、十分活用できる。

例えば私は、通勤時間も含めると、仕事にほぼ1日の半分、11時間半が費やされてしまう。そのため平日は、通勤時を利用して、一駅手前から会社まで歩いている。但し、真夏だけは、平日でも早朝に散歩の時間を作る。もっとも今は、すべてが自分の時間だから、どのようにでも使える。だが、かつては違った。

この地に越してくるまでは、通勤時間は1/4であった。だが当時は、家事にたっぷり時間を取られた。朝出勤するまで、朝食とお弁当の準備に夕飯の下ごしらえまでした。子どもたちを送り出すと、毎日たくさんの洗濯物を干し、風呂場に部屋の掃除と忙しい。その後で、新聞に目を通しながら自分の朝食を済ますと、慌ただしく支度して、徒歩で会社に向かった。

子どもたちが小学生と中学生の時、大学の通信教育を始めた。もう少し時間とお金に余裕ができたら夜学でもと考えていたが、今できる方法でやってみようと受講を決めた。いつかなんて言っていたら、絶対機を逃すと思った。思い立ったが吉日という言葉もある。

今振り返れば、どのように時間を作り出したか不思議なくらいだが、結果として、為せば成るであった。子どもたちに、家事の分担をしてもらったことも大きい。スクーリングで休暇を貰いながらも、授業後に会社へ仕事しに行ったこともあった。休んでいても、誰かがその分代わってくれるわけではなく、仕事が積み上がるだけだ。

ともかく、始めた以上は卒業すると決め、それも果たした。もし今、もう一度やれと言われても多分できない。それは時間だけの問題ではなく、意識の問題だ。やりたいと思った時やらなければ、気持ちは変わってゆく。

何かやりたいことがあったら、今できる方法を模索して、すぐ始めることだ。意思が変わらなくても、自分の持時間がパタリと終わってしまうかもしれない。自分に与えられた時間はどれくらいか、意識するとしないでは、自分の人生が大きく変わってしまう。時間が無いを言い訳にしないで、とりあえず始めてみよう。そして、始めたらとにかく続けることだ。Good luck!

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