照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

ウォーキングの効果は絶大

ウォーキングの効果は絶大だ。子どもが欲しくて治療中の同僚が、医者から歩く事を勧められた。会社からの帰り道、途中から電車を降りて、自宅まで歩くことにした。

それから一カ月後の昼食時、体重の変化はないけれど、これまできつくてはけなかったスカートが入るようになったと嬉しそうに話す。身体全体が引き締まった結果だ。そのうえ、これまで冷え性だったのが、いつの間にか治ったという。歩くことで、血行が良くなったためだろう。

彼女はこれまで、運動は嫌いで長く歩いたりすることはなかったという。今は子どもという目的があるからやっているけど、自分がまるで健康志向の人みたいになっていると笑う。おまけに、食事にも気をつけているのでなおさらだ。

本人によれば、健康を意識しているわけではないのに、どんどん身体の調子が良くなってきているそうだ。裏返せば、健康体でなければ、自分の中に子どもを育む力がないということになる。つまり、母体となる身体作りがいかに大事かということだ。

子どもが欲しくなってから気づいても、生物としての時間を思えば、遅きに失するということもある。若いうちから男女を問わず誰でも、自分の身体は自分が作り、自分で守っていくという意識を持って欲しいと強く願う。

それにしても、人は動物なのだから、身体を動かすことが基本だと改めて感じた。動かないことから起こる身体の不調が、病気へとつながるケースも多いことは、容易に想像がつく。1日30分くらいのウォーキングから始めて、一ヶ月後にその効果を検証してみてはどうだろう。ちなみに私は、朝の通勤時に、一駅手前から30分ほど歩いている。彼女同様、私にとっても歩く効果は絶大だ。