ポルトガル13日目ーリスボン味わい尽くし
サン・ジョルジェ城(左側) カテドラル(中央辺り)左テージョ川
エレベーターを下り通路を抜けて高台側へ出られる
エレベーターを降りてからは、フィゲイラ広場始発の15番の市電に乗ってベレンへ行く。約30分で到着。ジェロニモス修道院の前には、すでに行列だ。10時まで15分あるが、早めに並んで良かった。行列は伸びる一方だ。だが、案外早く、10分たらずで、窓口へ着くと、第一日曜日は無料とのことで、0円のチケットをくれる。通常は、10ユーロだから、思いがけず嬉しい。
0ユーロの入場券
ジェロニモス修道院回廊
サンタ・マリア教会ではミサの最中
教会内にあるヴァスコ・ダ・ガマの棺
見事な回廊をじっくりと見学する。その後は、隣のサンタ・マリア教会に入ると、丁度ミサの最中であった。いい機会なので、しばらくそこにいる。外に出ると、小雨が降っていた。傘をさして市電の乗り場まで行くと、丁度真ん前にある、パステル・デ・ナタ(エッグタルト)で有名な、パステル・デ・ベレンの店の前には行列ができていた。あまり長くなかったので、私も店に入る。
パステル・デ・ベレン
パステル・デ・ナタ お好みでシナモンとシュガー
二個注文して、カウンターの上で頂く。これまた、人気なだけあって美味しい。皮がパリパリ、甘さも程よく、食べやすい。よそで食べたエッグタルトとは、別物の感がある。来なければ、がっかりするところであった。次に、カフェ・ブラジレイラで、ポルトガルの詩人ペソアの銅像の写真を撮る。ここの常連だったようだ。中は激混みで、コーヒーは断念する。
ペソア像 隣の椅子は一緒に写真撮影したい人用
横に、28番線の市電停留所があるので、前回とは、逆方向へ乗る。ここで降りたので、この先は行ってなかった。結局、市電で終点まで行き、再びここまで折り返して来てから、食事にする。通りがかりに見つけた、カフェの奥のレストランへ入り、今日は、タラのボイルにしてみる。美味しいが、食べきれない。ゆで卵より大きなジャガイモが、殊に美味しい。
タラのボイル 中央上ゆで卵 大きなジャガイモは美味
疲れたので、ホテルへ帰ろうとしたが、思い立って、ケーブルカービッカ線に乗ることにした。ここからは、テージョ川に向かって下る。写真などで、おなじみの光景だ。これまでとは、車内も外も、感じが異なる。券読み取り機は車内にはなく、下へ降りてからタッチする方式だ。運転士さんは気さくな方で、観光客とスイスの話などしている。
テージョ川を眺められるビッカ線は人気も高い
同じところを戻るよりはと、適当に歩いていたら、カイス・ド、ソドレの駅に出た。今日は、降ったり止んだりの天気であったが、歩いている間は、あまり影響がなかった。傘を持っていても、小雨だからか、ささない人も多い。だが、天気の都合というよりも、リスボンを充分に堪能して疲れたので、そろそろホテルに引き上げることにする。明日は、午後の便で帰国だ。少し身体を休めよう。