読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

オスロから

記憶に残る出会い
f:id:teruhanomori:20141029194317j:plain
オスロからミュルダールへ向かう車窓より    湖水に映る家々
 
 
日本からメールで、オスローベルゲン間の荷物別送サービスをお願いしておいたので、フィヨルドツアー出発の朝、係の人が引き取りに来るのを待ってから朝食を摂る。ホテルの食事はサーモンとサバが殊に美味しかった。長旅に備えてしっかりと頂くつもりであったが、食べ過ぎは体調を崩す元とほどほどにする。
 
駅に着くと、朝8時出発の列車はすでに停車しており乗車可能であった。自分の席を見つけたと思ったら座っている人がいる。声をかけて代わってもらい、腰を下ろすとまもなく今度は私が声をかけられた。間抜けな事に、車両を間違えていた。正しい席に落ち着き、出発を待っていると、隣の窓際の席に女性が座った。長時間の移動では通路側を選ぶ習慣がある私だが、今回の座席は割り振られたものであった。これとは別に予約した帰りのベルゲンーオスロ間を通路側で指定していたので、考慮されたのかなとも思ったが正確なところは解らない。
 
隣合った女性は、アメリカ・アラバマ州出身で、今はアフガニスタンで仕事しているジェニファーであった。ノルウェーからアイスランド、ベルリンを2週間の日程で旅するという。軍隊に所属しているのかと思ったが違った。アフガニスタンであと数年働いたら、アメリカに帰って母親の面倒を見るという。「アメリカではいい仕事がなくてね」とジェニーは言う。緑が全くない環境にいるので、自然豊かな場所を求めてノルウェーに来たという。車窓から木々や湖、山や川が見え始めると、嬉しそうにカメラを向けていた。