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照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

「君の能力と才能を絞りきってものを書け」にドキリー書く以外にも通じる言葉

"君の能力と才能を絞りきってものを書け。そして弁明したり、自己正当化するのはよせ。不満を言うな、言い訳をするな"(『ファイアズ(炎)』レイモンド・カーヴァー著・村上春樹訳・村上春樹翻訳ライブラリー・2007年・「書くことについて」P・44) レイモンド…

照る葉の森から365回記事達成ー書くことは生きること

昨日で、このブログもようやく365回を達成。始めてから丁度1年にはまだ数日あるが、うっかりと日に2度のアップもあるので、区切りとしてはいいかなと思う。始めた以上、せめて1年との思いで綴ってきたが、書くことが何にも浮かばず困った日の方が多かった。…

ブログは好きに書けばいい

ブログを書いてみて、人と自分の視点というか感じ方は異なると分かった。書いた当初はまったく振り向かれなかったものが、だいぶ経ってからよく読まれる記事になったりする不思議。人に役立つ情報など皆無で、個人の感想に過ぎない記事が何故読まれるのか、…

高齢世代こそブログを

ドナッテロ作もし、遠く離れて暮らす高齢の親御さんが気がかりという方がいらっしゃれば、ブログを始めることを提案してはいかがだろう。パソコンを買わなくても、手始めに先ず、携帯電話をスマホに変更して、使い方を教える。携帯電話を使用したことがない…

ブログを始めて良かった事 その2

ドナッテロ作ブログを始めて良かったことの2番目は、日常生活で見聞きしたことを流さなくなったことだ。これまでは、あまり深く考えずに、報道されるままの通り一遍の見方を、そのまま聞いてはスルーしていた。しかしブログを始めてからは、少しでも自分の…

ブログを始めて良かった事 その1

ドナッテロ作ブログを始めて1番良かったのは、"寂しさの釣りだし"に会わなくなったことだ。"寂しさの釣りだし"とは、以前の記事http://teruhanomori.hatenablog.com/entry/2015/02/06/040158で引用させてもらった金子光晴の詩の言葉だが、今年の初めに詩集…

ごまめのつぶやき

毎日、毒にも薬にもならないことを書いていると、我ながら半ば呆れる。主張したい事をオブラートで包まず、はっきりと強い調子で書いた方がインパクトがあるし、かつ伝わるかもしれない。罵詈雑言のような酷い書き方をもてはやすような、流れもある。それで…

詩 「春の問題」のパロディーで

朝の問題また朝になってしまった アイデァの一遍も思いつかないうちにとうらめしく思いながら積み重ねた本に目をやる あの中からバラバラと言葉が降ってこないかなと・・・その言葉が一枚の織物のように私の前に広がってくれないかなと・・・そうすればどん…

書くということ 雫石とみの場合

雫石とみという、明治44年生まれの女性が書いた『荒野に叫ぶ声』もまた凄い本だ。戦争で何もかも失くし、天涯孤独になった彼女は、女子保護施設に暮らしながら、日雇い労働に出る日々を送る。暮らすといっても、数人が寝起きする部屋では、自分が使えるスペ…

生きる 詩「くらし」に寄せて

これまた凄まじい詩だ。高等小学校卒業後、日本興業銀行で給仕(事務見習い)として働き始めた少女は、戦後は大黒柱として働かざるを得なくなる。一家の暮らしを背負った人の、魂の叫びが聞こえてくるようだ。 くらし 石垣 りん食わずには生きてゆけない。メシ…

文章を書くという事

小学生たちが教室の窓から顔を覗かせている雰囲気 塀の上の花々 文章を書くという事は、料理する事に似ている。素材を見つけても、そのままでは食卓に出せない。先ず献立を考え、それに沿うように素材を切り、調味料や出汁を選び、火を通し、最後に味を整え…

言葉の力 卒論の思い出

秋期入学の私は、その年、秋の卒業を目指していた。卒論指導日に持参した原稿を先生に渡して、後日改めて指導を受けることになっていた。仕事を終えてから大学に向かい、教室の外でゼミが終わるのを待っていた。面談の開口一番、「これには論がありません。…