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照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

その時々で身の丈にあった暮らし方が一番楽

暮らしのアイディア
生活の質は落とせないというのは本人が思っているだけで、いざレベルダウンしてみれば、まったく何ということもない。もともとがレベルアップしていない私が言ったところで、信憑性に欠けるが、これは多分真実だ。

自分を2倍も3倍も嵩上げして見せたところで、所詮住む世界が違うと思われるだけで、さほど人は憧れも感心もしない。だから見栄なんてはる意味がない。それなのに人は、如何に自分が裕福かを見せたがる。高潔な人間とか、教養があると思われるより、どれほどお金があるかを周囲に誇りたがる。まったく無駄な努力だ。

誰でも、その時々のサイフに見合った範囲内で暮らせばいいのだ。経済的な面で、それまで普通にできていたことができなくなったところで、それは嘆くことでも卑下することでもない。その時にできる方法で、自分なりの楽しみを求めればいい。

一度上げた生活のレベルが下げられないと言っている人は、人の目に映る自分しか見ていないのだ。おまけに、その目の持ち主は、自分のことなど見ていないことには気づかない。同じ価値観の持ち主なら、相手も、こちらの目に映るであろう自分だけしか見ていない。つまりお互いが、自分の幻想に囚われてしまっている。

人に見せるためではなく、自分を居心地良くするためと考えれば、方向転換など容易い。もし今、無理をしているなと感じたら、身の丈にあった暮らし方にシフトした方がずっと気持ちが楽になる。見栄に縛られるのはつまらない。物質に絡めとられた暮らしではなく、心豊かな人生をめざして一歩踏み出したい。相変わらずの老後破産や中年破綻という記事に、ふとそんなことを考えた。