照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

旅・日本

旅は楽しいーとりあえず出かけてみよう

旅って何だろう。人により、旅に出る動機はさまざまだと思うが、そこに行かなければ分からないことを、自分で確認してみたいというのが、一番大きな理由のような気がする。写真や映像、あるいは本を読んで、その場所についてどれほど詳しくなろうと、それは…

くまモンは大忙しー土曜だって仕事だも〜ん!

くまモン登場先週、土曜日の午前中、松陰神社まで行ってみた。渋谷から田園都市線で2駅目の三軒茶屋で下車。次は、世田谷線に乗り換えて3駅目と近い。松陰神社参拝待ちの列維新祭りに合わせて、萩や会津からの物産品の出店もある。また、近くの世田谷区役…

ほうとうを作ってみたらーとても美味しかった

以前、会社の社員旅行不参加組へのお土産で頂いた、ほうとうを作ってみた。生ほうとうとスープが、それぞれ3袋づつ入っている。作り方は、箱の裏側に書いてあるので、その通りの手順でやってみた。①まず鍋でお湯を沸かし、②ほうとう麺を入れたら5、6分煮込…

旅の始まりは夜行列車からー二十代初めの頃

私が若い頃、旅の始まりは夜行列車からだった。今ならさしずめ、羽田の深夜便を利用するような感覚で、東京や新宿、上野から出発した。一人の時もあれば、友人と一緒の時もあった。土曜の夜、新宿から中央線で、上諏訪まで行き、そこから、バスに乗って、霧…

晴れ着よりも旅に魅力を感じた二十歳の頃

私は、子どもの頃より、群れたり、安易に人に与したりすることは好まなかった。また、形式ばったこと一切が、苦手であった。そのため、親から、成人式用に着物を作ってくれると言われた時は、必要ないからと即座に断った。すると、服を買う費用にとお祝金が…

良く晴れた朝ー会社とは反対方向の電車に乗って

"運転手さんそのバスに 僕も乗っけてくれないか 行き先ならどこでもいい"ラジオから流れてきた、ブルーハーツの青空。よく晴れ渡った朝は、羊の群れから離れ、会社とは別の方向へ向かう電車に乗りたくなる。今はもう、大人の分別が付き過ぎて、そのようなこ…

休日は高尾山へー楽しいケーブルカー

シルバーウイークのなか日、思い立って高尾山まで行ってきた。午後は新宿で人と待ち合わせなので、その前なら丁度いいと決めた。せいろ屋根に突き出た柿の木が目印の高橋屋京王線高尾山口から、すでにたくさんの人だ。ケーブルカー駅そばまでくると、行列し…

大平商店のいも天ー高知の日曜市

美味しいいも天朝の高知城きれいな石垣高知市内地図左のケースと台の上には赤とうがらし中央の緑色は初めて目にするマタタビ準備中の店も多い翌朝、6時にホテルを出て、すぐ近くの日曜市を見て歩く。何とこの市は江戸時代から続いているとのことで、朝5時か…

とさ電にもアンパンマンー楽しい高知

バイキンマン駅前の電車に乗ろうとすると、1両だけのとさ電の車体には、バイキンマンが描かれている。写真を撮っていると駅員さんが、反対側はアンパンマンですから、そちらもぜひどうぞと勧めてくださった。アンパンマン左上がJRのアンパンマン列車 右とさ…

香川うどん巡りの旅ー長田in香の香

香川うどん巡りの旅5店目は、善通寺市にある、長田in香の香だ。ここは9時から午後5時までと、営業時間が長い。だが、小とはいえ、続けてうどん3杯はきついので、丸亀城のあたりまで戻ってみる。だが、駐車場に車を停めて、歩きながら見上げれば、天守閣まで…

香川うどん巡りの旅ーよしや&須崎食料品店

よしやのうどん土曜日は、観音寺市箕浦駅側にある上戸へ行くため、ホテルを6時過ぎにチェックアウトしてすぐ出発した。車は、丸亀駅で返すことにしている。瀬戸内海に面した箕浦駅横、国道11号沿いにある店に着いたのは、7時前であったが、店内に人の気配は…

香川うどん巡りの旅ー金比羅さんへ

旭社 (石段の中程にある)徳島側から峠を越えて、再びまんのう町へ入る。土器川沿いにしばらく進んでから、左に曲がると金比羅さんのある琴平だ。どこも隣り合っていて近い。登り始めの石段途中、象頭山の中腹にある建物が見える。金比羅さんへは、高校の修学…

香川うどん巡りの旅ー徳島・脇町へ

谷川米穀店を出た後は、かりこ牛も草鞋を履いて歩いた峠を越えて、徳島県へ行く。脇町へうだつの町並みを見に行くためだが、それにしても、7月末、偶然にもかりこ牛のことについて知ったばかりというのに、その道を辿ることになるとは少し嬉しい。かりこ牛が…

香川うどん巡りの旅ーがもううどん&谷川米穀店

がもううどん ナス天ぷらと油揚げ入り香川うどん巡り、最初に訪問したのは、坂出市のがもううどんだ。国道から、店へ入ってゆく曲がり角が解りにくい。高松方面から行く場合、すいりん舘セレモニーホールが右手に見えたら、そこへ入ってゆく。がもううどんへ…

香川うどん巡りの旅

9/11日金曜日は、会社の慰安旅行でお休み。パスした私は、自主旅行を決めて、10日木曜日の最終便で高松へやってきた。昨日は、朝からうどん屋さん巡りだ。台湾から帰って、突然決まった。今回も、連れは次男だ。ひとり旅はどうしちゃったの?という感じだが…

宇治 平等院

平等院鳳凰堂 宇治駅を出ると、平等院まで人波が続いていた。着いてからも、切符売り場は行列だ。鳳凰堂の中へ入るには、更に2時間半待ちとの事である。定朝作・阿弥陀如来像を見たいという一番の目的は諦める。池の畔を回って中央へ差し掛かると、皆写真を…

岩船寺

池の向こうに岩船寺 本堂岩船寺 三重塔岩船寺 三重塔浄瑠璃寺から、岩船寺へ周ることにした。JR加茂駅から岩船寺・浄瑠璃寺間を運行している木津川市コミニュティバスに乗るのだが、だいぶ時間がある。バス停近くの店で待たせてもらう事にした。お昼にはち…

浄瑠璃寺にて

山門へ浄瑠璃寺 本堂浄瑠璃寺 三重塔今年の9月、浄瑠璃寺を訪れた。大阪での用事の後、特に目的も定めず奈良に宿泊したが、浄瑠璃寺へ行く予定はなかった。宇治の平等院へ行く前に、奈良駅から近いお寺を回ってみようかと考えていた。朝食を済ませて部屋へ戻…

ぐるっと阿蘇 その2〜雄大な大観峰からの眺め

m 大観峰 涅槃像のように見える阿蘇五山 大観峰 雄大なパノラマ 凍っている 古賀の滝 食事の後は古賀の滝に向かう。田圃に囲まれたのどかな駐車場から、何処に滝がと訝しく思いながら歩いて行く。途中には、山を切り開いたささやかな牧場などもあって、阿蘇…

ぐるっと阿蘇 その1〜お昼は囲炉裏端で田楽を

赤い色の特急 赤水駅にて 草千里から望む阿蘇山 囲炉裏で田楽 今年の1月下旬阿蘇へ行った。長崎から博多、熊本を旅し、阿蘇へは車で行くという人の計画に、こんな機会はないと便乗させてもらった。 私は仕事を終えてから、最終便で熊本入りした。熊本へは前…

駅弁に脱帽 元祖椎茸めし〜宮崎から湯布院へ

ユーモラスな山容の由布岳 旅館・玉の湯 ティールームから 観光馬車の馬さんもお疲れモード 元祖椎茸めしを買って、宮崎から特急にちりんに乗車する。大分まで3時間の旅は、ちょっと贅沢にグリーン車だ。 椎茸がメインの弁当にさほどの思い入れはなかったが…

宮崎の味処 宮崎の旅 最終回

枇杷の生花 ランチにお勧め・Cafe 皇宮の森 皇宮神社の真裏にあるこちらのお店は、和風の家をレストランに改造して母娘でなさっている。お母様の時は和風のお料理、メキシコ留学経験のある娘さんの時はメキシコ料理になる。予約当日に伺ってからのお楽しみだ…

西都原古墳群 宮崎の旅その4

西都原古墳群 中央 緑の大小もしくは影状部分が古墳 長崎・熊本を訪れた後、高速バスで宮崎入りした。秋の事だ。予定より早く着いたので、夕食までにはだいぶ間がある。友人が西都市へ案内してくれると言う。ここも行ってみたい場所だった。到着すると、ポコ…

高千穂で蕎麦に舌鼓 宮崎の旅 その3

真名井の滝 真名井の滝 アングルを変えて 宮崎駅から延岡駅まで特急にちりんで、そこからは路線バスで高千穂へ向かった。五ヶ瀬川沿いを走る旧道は狭く、運転するのは大変そうだがバイパスに比べて風情がある。 熊本空港経由熊本市内行きの特急バスもあるが…

蛙のあいさつ 綾町 宮崎の旅 その2

照葉大吊橋 綾町 宮崎へ行こうと思いたったものの、友人に会う以外は、何処かへ行くとか全く考えになかった。ところが、偶然英字新聞で綾町の記事を目にした。約8割が国有林の町に森林開発の話が持ち上がった時、伐採に反対し、貴重な照葉樹林を残すために奮…

飫肥(オビ)の天ぷらと厚焼き玉子 宮崎の旅 その1

復元された大手門 飫肥城跡 宮崎・日南市飫肥は落ち着いた佇まいの町だ。緩やかな坂道を飫肥城趾の方へと登って行くと、時代が遡ったかのような錯覚に陥る。大手門をくぐり抜け城跡の辺りまで行くうちに、清々しく気持ちが洗われる思いになる。丈高い木々か…

香川の美味しいうどん 四国の旅その2

鳴門 四方見展望台にて 翌日起き抜けに、高知から香川に向かう。うどんを食べる事にしたからすぐ来られるかとのメールに、大慌てで荷物をまとめ、5分程離れたはりまや橋傍のホテルへ急ぐ。便乗させてもらった身としては、有難くついて行く。 先ずはお目当て…

恐怖のかずら橋 四国の旅 その1

かずら橋 エメラルドグリーンの川 大歩危小歩危 高知 藤のやさんにて カツオを藁で炙って調理中 昨年の今頃、徳島から高知、香川、再び徳島と回った。高速道路が整備されているので、どこの県へも約2時間だ。 嬉しい事に、四国内の高速道路3日間乗り放題で4…

通勤の朝〜いつも見慣れた風景も視点を変えれば小さな旅になる

鉢植えのモミジ 季節遅れの朝顔 通勤の朝、私は会社最寄のJRの駅から一つ手前で降りて、30分弱の道を会社まで歩く。幹線道路から脇道に逸れて、草花や木々を眺めながら歩いてゆく。 マンションの前に置かれた鉢植えのモミジに、晩秋を感じシャッターを押…