照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

名古屋での読書会 その3

各種シューマイ ウェスティン 柳城海鮮焼きそば ハーフ ウエスティン 柳城「本物と偽物の概念・定義とは?」とか、「まっとうな大人になるとは?」など吉原さんが設定された幾つかのテーマがあり、それに沿って自分が本から読み取った事などを順番に述べてゆ…

名古屋での読書会 その2

お堀端を泳ぐ水鳥地下鉄・市役所前から乗車して二つ目の栄で降りる。通勤ラッシュ並みの混雑だ。栄に到着してからナディアパークに行くため道を訪ねれば、若いカップルは親切に途中まで案内してくれた。聞けば以前東京にお住まいで、それも私の家からかなり…

名古屋での読書会 その1

名古屋城 木立の中の茶席 名古屋を訪れのは10年ぶりだった。日本語学び舎を主宰されている吉原さんの読書会に出席するためだ。吉原さんの'「言葉のスタイリスト」が教えるスマートな話し方'http://nihongomanabiya.blog.fc2.com/blog-entry-1.htmlというブロ…

食を楽しむバンコクの休日 その2

点心 カントンハウスにて カントンハウス 店内 カオマンガイ ラーン・ガイトーン・プラトゥナームにて 屋台 30バーツの麺 ピンクのカオマンガイとして知られるラーン・ガイトーン・プラトゥナームは、正月の2日間は休みであった。昨年などは休みと知らず、…

食を楽しむバンコクの休日   その1

ラープ・ランスアンは右手の路地奥 休みの日はこの看板が出ていない この路地奥に名店あり 名物 ガイヤーン ラープ・ムー ランスアン通りから路地へ入る時の目印 ラープ・ランスアンは、路地奥の行き止まりの所にあった。ラチャダムリ通りから高級ホテルが並…

何もしない旅 バンコクの休日

暮れ行く成田空港 見晴らしの良い部屋 ピアノ演奏を聴きながら頂くウェルカムドリンク 2014年はバンコクで迎えた。出発前、飛び発つ準備をしている飛行機を眺めながら、私は此処で何をしているのだろうと思っていた。 旅行に行く前のワクワク感もなく、混雑…

ルアン・パバーン 街歩き〜ラオス

毎朝恒例 托鉢の僧 カーン川に架かる竹で編んだ橋 右はメコン川 左は支流のカーン川 手作りの階段 土手も有効利用で野菜畑 タート・クアンシーの滝から戻ると、メコン川が見晴らせる場所で食事した。先に運ばれてきたビアラオを飲んでいると、半切りにしたコ…

タート・クアンシーの滝にて〜ルアン・パバーン イン ラオス

綺麗な水色 楽しげに水遊びする人々 さまざまな色と形に変化して流れる 滝全景 食事に忙しいクマさん タート・クアンシーの滝は綺麗な水色であった。このような色になるのは、石灰が含まれているという事だ。流れを辿ってゆくと淵になっている場所があり、丁…

ルアン・パバーンへ〜ラオス

アユタヤを訪れた2日後、ラオス・ルアンパバーンへ向かった。タイは列車も飛行機も遅れるのが普通なのか、出発が遅れた。1ヶ月前にシュムリアップから帰る時のバンコクエアウェズの飛行機も遅れた。バンコクに到着して出口に向かって歩いてゆくと、HAN…

タイ アユタヤにて〜ワット・チャイ・ワタラナームの静けさに惹かれて

ワット・チャイ・ワタラナーム ワット・マハタートの仏頭 代々木公園で開催されたタイ、ラオスフェスティバルをたまたま訪れた。2012年5月の事だ。それまで何度も開催されていたが、関心がなく足を運んだ事がなかった。 初めて目にする料理が並んだ屋台を見…

シュムリアップはBeautiful?〜ブルーパンプキンで出会ったオーストラリア人

屋根付きの橋から子供達の水遊びを眺める 右側 橋の手すり上部辺り 見学を終えホテルで休んだ後、ブルーパンプキンまでトゥクトゥクで行く。食事が来るのを待っていた時、少し離れた席の女性と目があった。軽く会釈すると間もなく、その方が私の前の席に移っ…

バイヨンからタ・プロームへ〜優しく微笑む 仏像 イン シュムリアップ

バイヨンにて 至る所にこの微笑みが! タ・プローム 木に飲み込まれる遺跡 遺跡の上に根を張った木 バイヨン寺院で、微笑む仏像に感激してシャッターを押して後を振り返れば、ひとつだけではなかった。そこここで微笑んでいるではないか。なかなか壮観だ。 …

アンコールワット 〜猿だって髪型はアンコールワット スタイル

アンコールワット全景 後ろ姿が何となく人間を思わせる狛犬?ライオン? アンコールワット第三回廊にて 少年僧も一休み ヘアースタイルがアンコールワット型の猿 寺院裏側にて 二日目はアンコールワットからバイヨン、タ・プロームと回る。アンコールワット…

アンコールワットへ バンティアイ・スレイに東洋のモナリザを求めて

中央 護衛の後ろには東洋のモナリザ 精緻なレリーフ デバターのレリーフ 2012年11月下旬にアンコールワットを訪れた。中学生の時に、一冊の本に出会って以来の夢であった。だが台湾に故宮博物院を訪れた折、自分に暑い国は向かないと思った。それ以降、韓国…

コモ湖へ〜雷に激しい風雨とあまりに凄まじいその歓迎ぶりにやや閉口

ドゥオーモ屋上 日曜日は、避暑地として知られるコモ湖へ行くことにした。朝からどんよりとした曇り空であったが、コモ湖へ着くころには雨が降りはじめ、雷まで鳴り出した。しばらく駅構内に留まっていたが、凄まじい歓迎式典はなかなか終わりそうもない。小…

ミラノで出会った素敵なお二人〜幅広い趣味に洗練された着こなし

ドゥオーモ屋上 朝1番にブレア絵画館へ行く。ここも名作を取り揃えている美術館だ。私の目当ては、カラヴァッジョの『エマオの晩餐』である。この作品も素晴らしかった。同テーマの絵がロンドンの美術館にあるが、私はこちらの方が好みだ。 絵画館を出るとス…

ミラノ街歩き  ドゥオーモ屋上とアンブロジアーナ絵画館

ドゥオーモ屋上にて それぞれの尖塔の天辺には聖人 約500年の歳月を経て完成したというドゥオーモの屋上へ、朝1番にエレベーターで登る。階段は、フィレンツェのクーポラで懲りていた。 屋上へ出てみれば、あらゆる所に繊細な彫刻が施されていて圧倒される。…

ヴェネツィア日帰り旅 その2

ドゥカーレ宮と向こうに見える大鐘楼 リド島へ向かう船上から 激混みのヴァポレットであったが、サンマルコ広場前で殆どの人が下船する。ここまで来る間に船上から見たヴェネツィア本島内は、どこもかしこも人で溢れていた。道行く人々の様は、日本の初詣を…

ヴェネツィア日帰り旅 その1

n 左側 カ・ドーロを守る狛犬みたいなライオン? 生活感溢れる風景 カ・ドーロのベランダからお隣を眺める 朝8時過ぎのユーロスターイタリアでヴェネツィアへ行く。7時間位は滞在出来るよう計画して、早割でチケットを手に入れていた。あまりに高いヴェネツ…

感動の『最後の晩餐』 ミラノにて

ミラノ ドゥオーモ ドゥオーモ内部 ステンドグラス 2014年4月はミラノに行った。須賀敦子さんの『ミラノ霧の風景』を読んで以来、いつかは訪ねたいと思っていたがこれという目的はなかった。サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会付属のドメニコ派旧修道院…

再びオスロへ〜見飽きない風景に長時間の列車も意外に早く感じられる

ベルゲン駅8時出発の急行列車でオスロへ向かう。来る時とは逆側の座席だ。通路側を指定していたが、途中から窓側が空き一人でゆったり座っていた。同じ線で飽きるかと思ったが無用の心配だった。峻烈な流れが見えたと思えば、牛が草を喰む牧場とさまざまに…

ベルゲン街歩き〜ムンクのこんな叫びバージョンもあるよ〜ノルウェー

珍しいムンクの『叫び』ベルゲン美術館にて ガスっているフロイエン山と中腹に建ち並ぶ家々 ベルゲン美術館前の公園から フロイエン山からフィヨルドを見下ろす 朝の雨も小雨に変わり、それも降ったり止んだりであったが、昼前には完全に止んだ。少し街歩き…

おもちゃの町みたい!〜カラフルな家々が並ぶベルゲンへ到着〜ノルウェー

ブリッケン地区の木造家屋 は世界遺産 歪んでいるカラフルな家 普通の建物 横の坂はフロイエン山へ通じている 木の床が通路になっている。両脇は歪んだ木造家屋。シュールだ 夜9時頃ベルゲン到着。まだ十分明るい中、ベルゲン駅近くに予約したホテルへ向かう…

ソグネフィヨルド巡り〜自ずと湧く自然への畏敬の念 イン ノルウェー

*フィヨルド(ノルウェー語等:fjord、異称:峡湾、峡江)とは、氷河による浸食作用によって形成された複雑な地形の湾・入り江のこと。(Wikipedia より) 出発間際にボート乗り場へ行くと、長蛇の列であった。ジェニーは前から二番目に並んでいたが、割り込…

魅力満載のフロム鉄道〜ノルウェー

フロムへ向かう車窓より 遠くに見える白い筋は滝 左の赤い屋根がフロム駅 フロムにて フィヨルドを望む 1時間の山岳鉄道の旅は、あっという間だった。教会を取り囲むように集落が見えてきたと思ったら、もうフロム駅に到着だ。 ここから高速ボートで、ソグネ…

凄い迫力 ショースの滝〜ノルウェー

フロム鉄道最大の写真ポイント、ショースの滝では、10分程停車してくれる。動くのを面倒がる私に、ジェニーがIphoneで撮ってきてくれるという。それではと重い腰を上げて外へでた。飛沫がかかる展望台で、その迫力に息を飲む。これを見逃していたら、私は危…

気温10度なのに水泳パンツ一枚とはびっくり〜さすが寒さに強いノルウェー人だ

ミュルダール駅からの風景 車内が寒くなってきたので上着を着て、車両前方の温度表示を見れば10度であった。多分外気温だ。寒いわけだとジェニーと頷き合って間もなく、彼女が窓の外を指差す。見れば、家の外に出て列車に手を振っている男性は、水泳パンツ一…

オスロからミュルダールへ列車で〜相席はアメリカ人女性のジェニファー

オスロからミュルダールへ向かう車窓より 湖水に映る家々 日本からメールで、オスローベルゲン間の荷物別送サービスをお願いしておいたので、フィヨルドツアー出発の朝、係の人が引き取りに来るのを待ってから朝食を摂る。 ホテルの食事はサーモンとサバが殊…

ムンクについて〜こんな生命力溢れる絵もあったんだと驚く

橋の上に佇んで海を眺める人々、そのモチーフが繰り返し現れるムンクの作品に、静謐と祈りという言葉が浮かんできた。人が根源的に抱いている畏れ、その畏れを鎮めるための祈りが、絵を通して伝わってくる。そして、これまで自分は、『叫び』から受けるイメ…

ノルウェーは美形揃い?〜会う人会う人美人にハンサムさんばかりで見惚れる

昨日のカフェのお姉さんに、今日のボート係員のイケメン君、ボートで隣り合わせた乗客一家の若いお母さんとお嬢さんたち、ノルウェーは美形揃いかと感嘆する。 しかも、自分が美しいと思われているなど、少しも感じていないようだ。これだけ揃うと、普通にな…