照る葉の森から

旅や日常での出会いを、スケッチするように綴ります。それは絵であり人であり、etc・・・。その時々で心に残った事を、私の一枚として切り取ります。

私がイヌワシならゴールデンイーグルと呼ばれたい

昨日の朝のラジオで、バードカービング作家の鈴木勉さんがイヌワシについて話されていた。その生態に、面白いと耳を傾けているうちに、話が名前の由来に及んだ。何とイヌワシのイヌには、やや劣るという意味合いがあるそうだ。植物でも、イヌツゲのようにイ…

今のところ私には、必要のない便利さは要らないと分かった

自宅から 15分ほど歩いたところに、食品に衣類に生活雑貨まで扱っているやや大きめのスーパーマーケットがある。この時期は、新生活を始める人に合わせて、布団から収納ケースや鍋、食器の類も豊富だ。近くには大学もあるのだが、新入生は、ここで全て賄えそ…

何でもかんでも買ったら直ぐの配達って必要ですか?

リフォームに備え、15年使用した家電類は、この際処分することにした。家電リサイクルセンターに回収依頼していた冷蔵庫は、土曜日の午前中に、業者さんが引き取りに来てくれることになっている。オーブンレンジと掃除機は、来週の月曜日に粗大ゴミとして回…

ビロードのコートから顔をのぞかせる辛夷(コブシ)〜もう春だ!

昨日の朝、どんよりとした曇り空に、この時期の寒さは苦手だなと思いつつ散歩していた。1月・2月は、寒いのが当たり前との気構えもある。だが、3月ともなると、暖かくなるはずと期待が勝ってしまうのか、少し寒いだけでも、殊の外身にしみる。 そうして歩い…

別れの季節にちょっとした贈り物のアイディア

3月は、卒業やら移動やらあって、別れの季節でもある。それに伴い、送別会での記念品をはじめ、取引先や同僚たちと、皆さんから結構沢山の物を頂戴したりもするだろう。私も昨年退職した際、思いがけずいろいろな品を頂き、心遣いを嬉しく感じる反面、戸惑…

物を持つということを改めて考えた

手放すかどうか最後の最後まで迷った本を、図書館の書架で見つけた時はちょっと驚いた。しかも、3冊だ。さほどメジャーというわけでもないそれらの本を結わえながら、この先もう手にすることもないと思っていた。それが、近くの図書館にあるとなると、いつで…

藤布の着物を大切に着ていた140年前を想う

『イザベラ・バードの旅『日本奥地紀行』を読む』(宮本常一著・講談社学術文庫)を読み、明治時代、地方に住む人々は、たった一枚の着物を大事に着ていたということを知り、かなりの衝撃を受けた。 これは、イギリスの女性旅行家及び紀行作家であったイザベラ…

天王寺動物園の「奇跡のニワトリ」って?

"天王寺動物園「奇跡のニワトリ」4度目の大ピンチ"(日刊スポーツ・2/25付web版)という見出しが目に入った。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170225-01783456-nksports-ent 記事によると、" 1歳6ヶ月になる雄のニワトリ「マサヒロ」君は、もともとは肉食…

身も心も大満足のマダムサミット〜横浜にてランチ

昨日は、"マダムサミット"であった。といっても、何か難しいテーマを皆で議論するわけではない。かつて同じ職場で働いた6人が集って、美味しい食事とおしゃべりに楽しいひと時を過ごす会だ。 JR石川町の駅で待ち合わせてから、チャーミングセール開催中の元…

プレミアムフライデーに思う

昨日は、初めてのプレミアムフライデー。もし私が現役だったら、通常より2時間早く帰れるのは単純に嬉しい。しかし、どのくらいの職場で実施されたのだろう。また、この時間がどのように利用されたのかが気になるところだ。 ラジオでは、旅行などもいいと提…

ウドリアって?〜九州では今月中なら食べられるそうだ

昨日の朝、いつものように5時からラジオを聞いていると、その日のご当地便りは長崎からであった。"ウドリア"という料理の紹介で、女子高生たちが考案したものだという。 これは、"ライスの代わりに五島うどん、あごだしの隠し味にホワイトソース、パン粉の代…

普通に使っていた言葉が実は間違いだったと知ってびっくりー"実例集"が面白い

現代ビジネス・デジタル版(2/2付)の記事、http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170221-00050992-gendaibiz-bus_all&p=1"今まで当たり前に使っていた言葉が、実は間違いだった・・・爆笑実例集"が面白い。 まずは、都内在住50代男性の例を引用させて…

ガランとした部屋で改めて自分に必要な物ひいては自分の生き方に思いを致す

第一陣の粗大ゴミを出し、ほとんどの荷物をクローゼットに収めると、部屋がガランとなった。まだ2週間弱ここで過ごすのに、少々気が早すぎたかなとも思ったが、自分にとって必要な物、ひいては自分の生き方について改めて考えるいい機会でもある。 そして、…

"魚座の季節。新しいスタートに向けて準備"にそうだったのかと自分の行動に納得

"魚座の季節。新しいスタートに向けての準備する。整える。"というタイトルに(彩星早苗さんのブログ「頑張り屋さんの未来に星の光を」2/19付)、自分がこのところずっとしてきたことがうまく合致して、ああそういうことだったのかと腑に落ちた。http://heartn…

怒りを感じた時はスクワットで場面転換を

昨日のラジオ(NHKFM)で、脳科学者の加藤俊徳さんが脳に関するさまざまな話をされていた。その中でも特に、怒りについての諸々が興味深かった。人が怒るのは、脳がどう対処していいか分からなくなった時だという。 だから、例えば子どもが怒り出したりした時…

"誤りでミシュランの星獲得、客殺到の仏レストラン"という記事に思う

"誤りでミシュランの星獲得、客殺到の仏レストラン"というニュース(AFPBB News)が目についた。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170218-00000037-jij_afp-int 記事によると、"【AFP=時事】フランス中部にある値段が安くてにぎやかなレストラン「ブーシ…

引っ越しに当たってのゴミ出しは段取り良く早め早めに済ませるといい

このところせっせと片付けをしていたが、粗大ゴミの回収依頼も済ませ、ようやく一段落といったところだ。ちなみに、私が住んでいる区での粗大ゴミ回収は、回収を行っていない日曜日を除いて、希望日を選ぶことができるという。てっきり、地域毎に曜日が決め…

まさかの"びりっこ元気だ一等賞"のマラソン大会ーこんなことってあるんだ!

ラジオを聞いていたら、「ビリの子が一番になってしまったマラソン大会」に、一瞬フェイクニュースかと思った。だが、これは岡山県・笠岡市のマラソン大会で実際に起きたことだという。 小学生の参加者263人のうち、262人がコースを間違えて失格となり、一番…

テレワークが働き方の主流になるのはどのくらい先なのだろう

先日ラジオで、テレワークについての特集をやっていて、ある大手酒造メーカーの人事担当者が、制度を導入した頃から現在まで、利用者を増やすためどのように取り組んできたかについて話されていた。 制度導入当初は、あまり利用する人がいなかったので、さま…

いくら見た目を取り繕っても自分の素は隠しきれないー日頃の行いがものを言う

先日銀行で、用事が済むまでの間、国会中継を見た。国会中継は、テレビを持っていた頃でも見たことがなく、初めてだ。以前、たまにニュースの時間に流れるのを目にしても、正直関心が湧かなかった。 今回も、どうせつまらないだろうと思いながらも、いつ名前…

気忙しい時にはピンポンパン体操の歌を口ずさんでみるのもいい

「もう◯◯月、日が経つのは早いわね」とは、人が寄れば、しばしば挨拶のように交わされる言葉だ。それを聞きながら内心で、(月日は、それなりに過ぎて行くよ)と天邪鬼のように呟く私だが、さすが2月、3月は例外だ。とりわけ、"2月はにげる"とはよく言ったも…

本音、辛口、毒舌の類は、当初その毒が小気味よく感じられるだけと気づいた

図書館で、面白そうな本はないかと書架を眺めていたら、あるタイトルに目をひかれた。著者は文芸評論家で、確か、米原万里さんが絶賛してたなと、手に取ってパラパラめくってみた。 内容は、ジャンル別の本の批評だが、切り口が新鮮に思え、座って読むことに…

"世間ではイケてる扱いだけど、ダサいと思うことーガウチョパンツ・・・"に同感

"世間ではイケてる扱いだけど、ダサいと思うことーガウチョパンツ・・・"というツイッターの記事に目をひかれ、その元となっているガールズちゃんねる(2/5)を読んでみた。 "女子の女子による女子のためのおしゃべりコミュニティ"とあって、女子には程遠い私…

自分の立てる音にもう少し敏感になろう

私はこのところ、図書館の閲覧席を利用することが多い。私が利用する奥の席は、書架を背に壁に面して座るので、とても静かで集中できる。聞こえるのは、サラサラとシャープペンなどの筆記具を走らせる音くらいだ。 そんな中で集中を妨げるのは、鼻水を啜り上…

風景でも建造物でも、知識で捉えては感動が薄れる

『宮大工と歩く奈良の古寺』(小川光夫著・文春新書・2010年)は、奈良を訪れるたび、手引きのように携えてゆく一冊だ。古い時代の建築について噛み砕いて教えてくれているのだが、木の話などは、人の生き方に通じるものがある。 宮大工の小川光夫さんは、高校…

悪貨を駆逐して良貨が集まるようにするには自分が良貨になるしかない

藤野英人さんのツイッター(2/8付け)で、"社員を採用するときに何が大事ですか?と聞かれ・・"との記事が目に入った。"とにかく人柄、人格が大事と答えた"とおっしゃる藤野さんは、投資信託会社を経営されている。そして、"スキルは改善できるけど、人柄はな…

「いつか・・・する」の"いつか"なんて永遠に訪れない

このところ毎日、持ち物の処分に精を出していたが、ようやく一段落した。もともとは、部屋のリフォームが念頭にあってのことだったが、やっているうちに身仕舞いということも意識にのぼってくる。いつパッタリとこの世を離れても、残された物の処分にあまり…

今さらながら海苔の栄養価にビックリ!

海苔は、栄養面でかなりの優れもので、ビタミンなどはD以外全て含有しているという。海苔博士と呼ばれる大房剛さんが、NHKFM(2/5)で話されていた。それを聞いた司会者の、"サプリメントを摂るより、毎日2、3枚海苔を食べた方が良さそうですね"の言葉にもっと…

空き家率の高さをきっかけに超高齢化社会の諸々を考える

日本では今、空き家がおよそ820万戸あるという。そして、そう遠くないうちに、それらは2000万戸に増えると予測されているそうだ。しかも、現在放置されている物件が結構多いという。 ラジオを聞きながら、その何日か前に放送されたお墓特集での、墓じまいの…

節分で豆まきに使う鬼のお面は可愛いけれど持国天に踏みしだかれる邪鬼は恐い

節分に、豆まきで使う鬼のお面は、ずいぶん親しみやすい。2本のツノがなかったら、顔も身体つきも、むしろ仏を護る四天王のようだ。もっとも、幼な子が夢にうなされるような図柄のお面だと、おまけに付けても、その豆は売れないかもしれない。やはり、可愛ら…